「自責」と「他責」の考え方

こんにちは。最上智音（もがみさとね）です。
本日は自責と他責をテーマにお話したいと思います。

これは自分の責任？他人の責任？

自責（自分の責任）とは自分が関わったことで、

何か問題が発生した時に、それを自分の責任であると考えることです。

一方で他責（他人の責任）とは、自分ではなく他に責任があると考えることです。

例えば、お見合いをして、相手から話がつまらなかったという理由でお断りの連絡があったとき。
またはマッチングアプリで連絡先交換をした後に音信不通になってしまったとき。

そうなったときに、自分の振る舞いや対応の不十分さが招いた結果として、
自分の責任であると考えることは自責です。

また、「理想が高すぎる」「現実見なさすぎ」「マナーがなっていない」など
他のことに責任があると考えるのは、他責です。

成長できるのはもちろん自責の考え方

自分が関わっている以上、責任は大小なりとも自分にあると考えることは、

自分の成長という観点で見たときに非常に有効です。

もちろん、ケースによっては自分のせいだと思えないこともあると思います。
でも、何か問題が起こった時に「もっとこうすべきだった」とか
「どうすれば別の結果を得ることができたか」を考えると次同じようなことがあっても、
未然に防ぐアクションや同じことを繰り返さなくなります。

逆に、他人の責任だから運が悪かっただけ、という態度だと、
そこで成長はストップしてしまいます。

理不尽なことで自分の心を守るためにそういう思考になることはありますが、
そうでないときは、まずは自分が変わることで改善できないか考えてみましょう。

腑に落ちないことは、美味しいものを食べて忘れる。

 

 

例えば、
ある男性（Aさん）とお見合いをしたとしましょう。
Aさんは遠方にお住まいで、片道2時間（10,000円）をかけて会いにきてくれました。

ところが、Aさんは当日寝坊して、悪びれなく遅れてきました。

結果として、1時間遅れでスタートしたお見合いですが、寝坊したことに対する
男性から謝罪の言葉もなく、つまらない趣味の話を40分聞かされるだけとなり、
もちろん交際は「お断り」という形にしました。

ところが、お断りをした次の日に相談所の担当者から、
お相手のAさんからクレームが入っているという連絡を受けます。
理由は、せっかく遠くから来たのに、歓迎されていないし、
話も盛り上がらなかった。マナーがなっていない！とのこと。

ぶっちゃけ、自分にもつまらなそうな態度をとってしまった責任があるかもしれませんが、
落ち込む必要なんかまったくなくて、Aのバカヤローと思いながら、
美味しいものを食べて忘れたらいいと思います。

でも忘れないで欲しいのは、
婚活市場ではこういう「意味不明」なことを言ってくる。
売れ残りヤンデレ会員が男女問わずいます。
（男性では高齢で収入高めの方に多いイメージ）

そこから女子力・人間力を「爆上げ」する考え方

さて、美味しいものを食べて気持ちが落ちいた時に、

一度考えてみてほしいのが、今回のことで何か「次に活かせる」ことはなかったのか。
ということです。

今回のケースでは、Aさんの遅刻が直接の原因ですが、

露骨な態度に出ないように感情をコントロールできなかったでしょうか。

遅刻をする連絡を受けてから、お店の手配やスムーズにお見合いに移行できるように考えたでしょうか。

ステップアップする考え方として大切なのは

何事も「自分ごと」と捉えて婚活することです。

もし自分が遅刻をしたとしたら「どんな状態で待っていて欲しいか」と
相手の気持ちを想像してみてください。

自分だったら、どんな顔をして待っていて欲しいか。
遅れてくる自分のために何をしてくれていたら助かるか。など

相手の気持ちに寄り添って接することが、
女としても人間としても「爆上がり」するきっかけになります。